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実話映画「子宮に沈める」あらすじと感想!胸糞悪いと言われる理由は?評判まとめ

映画

2013年公開の映画「子宮に沈める」は、2010年に起きた実話の大阪2児餓死事件をモチーフにした映画です。

10年経った今でも話題となってますが、内容はあまりいいものではありません。

ただただ、つらくて衝撃的で、残酷な作品です。

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この記事では、映画「子宮に沈める」のあらすじと評判についてまとめていきます。

最後までゆっくり見ていってください。

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映画「子宮に沈める」あらすじ

映画「子宮に沈める」は2013年11月に公開されました。

なかなか帰宅しない夫、俊也を待ちわびる娘の幸、息子の蒼空に「もう少し待とうね」と言い聞かせる由希子。

良き母であろうとする由希子は、家事、育児を1人でこなす毎日。

俊也に別の女の影を感じる由希子は、久しぶりに帰ってきた俊也を自分に振り向かせようとするが拒否され、一方的な別れを突きつけられる。

離婚後、新居のアパートで3人での生活が始まる。若くして結婚したこともあり、学歴や職歴もなく、医療資格受験の勉強をしながら長時間のパートをし、シングルマザーとして2児を養う事になる・・・。

公式より引用

ふぁいねば
ふぁいねば

最初はとてもいい母親だよね。

由希子は、かわいいお弁当を作って子供たちとピクニックごっこをしたり、ちゃんとしたご飯を作って食べさせたり、モチーフとなった大阪2児餓死事件を知っているだけに、なぜ育児放棄をしてしまったのか、その過程が気になりますよね。

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映画「子宮に沈める」感想

真面目に頑張ろうとする母親を引っ張る友人

子どもを寝かしつけた後で、資格の勉強をしてる時に遊びに来た友人。

子育てをしていると、孤独になるし、遊びに来てくれる友人って普通は嬉しいですよね。

しかし、子どもが寝てるにもかかわらず、たばこを吸いながら、大きな声でどうでもいい話をして、「夜の仕事しなよ」と勧める。

まずは、この友人さえいなければという気持ちになります。

でも、それだけじゃないんですよね。

一定カメラでの想像を掻き立てる映像

娘の幸の髪をかわいいゴムで、かわいく結んででかけてしまう由希子。

何日ぐらい帰ってこなかったのか、映画の中ではわからないけれど、だんだん髪が乱れていき、白くてかわいいワンピースも汚れていくことで何日も経ってることがわかります。

ドキュメンタリーのような、実際の生活をカメラで覗いてるような、そんな映像の取り方で見て想像しないといけない部分もたくさんあります。

インターホンだけが映されている、インターホンが鳴るシーンでは、幸が受話器に届かなくて、椅子を一生懸命動かしている音だけが聞こえます。

ふぁいねば
ふぁいねば

幸を助けたくなるし、インターホンを鳴らした人、もうちょっと待って!って思うよ。

子役の演技がすごい

姉の幸は土屋希乃(つちやきの)ちゃん、弟の蒼空は実弟の土屋瑛輝(つちやえいき)くん、この二人の演技がとてもリアルでそこがまた胸が痛みました。

幸は3歳、弟は1歳なので演技をしているという感覚もあまりなかったかもしれないけど、3歳の土屋希乃ちゃんには、しっかりセリフもあり、本当に目の前で事件が起きてるような気さえします。

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映画「子宮に沈める」胸糞悪いと言われる理由は?評判まとめ

実際の事件がモチーフなってることで、気分が悪いとの意見も多いですね。

映画「子宮に沈める」作品情報

【公開】
2013年

【監督・脚本】
緒方貴臣

【出演】
伊澤恵美子、土屋希乃、土屋瑛輝、辰巳蒼生、仁科百華、田中稔彦

「子宮に沈める」というタイトルが衝撃的なタイトルですが、母親一人の問題として描いてるわけではないんですよね。

本当はお母さんだけじゃなくて、離婚した元夫や行政、地域などいろいろな視点を通した意見が活発にでてきてもいいんじゃないかと思いました。

インタビュー引用

監督は、感情移入できないように、客観的に覗き見してるように撮ったそうです。

緒方貴臣監督は子役の二人がトラウマになってないか心配だったんですね。

幸役の希乃ちゃんは、現在は女優として活躍されてます。

まとめ

衝撃的な事件を題材にした映画「子宮に沈める」ですが、見た人はとても気分が悪くなり、見てられないという意見も多かったです。

映画がおもしろいおもしろくない、とかの話ではなく、映画の撮り方は、とても引き込まれるのですが、実際の事件が背景にあることでただただ悲しくなる映画でした。

母親だけでなく、元夫、友人、社会、行政、もっと何かできたんじゃないかと考えさせられる作品でした。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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